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昔と同じセットが、
決まらなくなったら。
トップの高さか、毛先のまとまりか。銀座の理容師が、実際の使用感から、最初に見直したいものを一緒に整理します。
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商品画像:メーカー公式ページ|写真はボンドプレップミストのメーカー掲載画像。髪の変化を示す写真ではありません。
トップの高さを残したいのか、毛先をまとめたいのか。気になる場所を一つ決めると、最初に見直すものが絞れます。35〜50代の男性へ、私の使用経験とサロンでの考え方からご案内します。
今、いちばん困っていることから選んでください
全部そろえる必要はありません。髪のケアと食品では役割も違います。まずは、今の困りごとに合う一つから考えてみてください。
鏡の前で、以前と同じようにセットしているのに何か決まらない。トップはぺたっとするのに、毛先はまとまらない。仕事へ出る前から何度も直していると、少し気分も下がりますよね。
銀座でマンツーマンの施術をしている理容師の斉藤です。お客様からも、「だんだんハリ・コシがなくなった」「ボリュームが出ない」「まとまりが悪くなってきた」という声をよく聞きます。派手な髪型にしたいわけではなく、いつもの髪がもう少し扱いやすくなってほしい。そんな方へ書いています。
ハリ・コシがないと感じたら、まず3つを確認
仕事へ行く前のセットで困るなら、最初に確認したいのは長さ、ケアの重さ、根元の乾き方です。年齢を理由にすべてを買い替える前に、今の髪で変えられるところから整理してみましょう。
- 長さ:トップが伸びて重くなっていないか。次のカットで、潰れやすい場所を伝える。
- ケア:しっとりさせたい毛先と、ふんわり残したい根元を分ける。トリートメントの量や付け方も振り返る。
- 乾かし方:毛先だけでなく根元の向きを確認し、仕上げの風量を調整する。
私は癖毛ですが、多くの直毛のお客様を担当し、朝のセットがしやすくなるようカットやコテパーマを組み立ててきました。髪質が違っても、まず見るのはどこで形が崩れるか。商品選びも、その困りごとから始めます。
毛量・生え際の明らかな変化や、急な抜け毛が気になる場合は、加齢と決めつけず皮膚科などで原因を相談してください。この記事は日々の扱いやすさを考えるガイドです。
まずは、気になる場所を一つに絞ってみてください
年齢を重ねて髪の変化を感じることはあります。ただ、セットが決まらない理由が、すべて加齢によるものとは限りません。長さが伸びた、ケア剤が重い、根元が潰れたまま乾いている。そうしたことが重なっている場合もあります。
だから、シャンプーもミストもドライヤーも一度に買い替える前に、何がいちばん気になるかを決めましょう。トップの高さなのか、毛先のばらつきなのか。そこが決まると、選ぶものも絞れます。
| 今の困りごと | 最初に見たいこと |
|---|---|
| トップが潰れる | 根元の乾かし方、カットの長さ、ケア剤の重さ |
| 毛先がパサつき、まとまらない | 施術履歴、毛先のケア、熱の当て方 |
| 食事が抜ける・偏る | 忙しい日の朝食・昼食をどう用意するか |
| 生え際や毛量に明らかな変化がある | ケア商品の購入だけで済ませず、皮膚科などで原因を相談 |
軽さを残したいなら、パフスムースという選択肢
スプリナージュ パフスムースは、以前使っていたシリーズです。ハリ・コシを感じられ、かなりサラッとした仕上がりだった印象があります。私には、重く落ち着かせるより、軽い質感が欲しい男性に合いそうに感じられました。
今も毎日使っているわけではありませんが、メーカーもふんわり感と毛先のまとまりを重視する製品として案内しています。現在のケアで髪が重く感じる方が、比較する候補です。
まとまりと手触りを足したいなら、ボンドプレップミスト
ボンドプレップミストはコテパーマの前処理・中間処理に使い、自宅でもたまに使っています。私の場合、まとまりとサラッとした手触りがよく、ハリ・コシはそこそこ感じる程度です。
トップのボリュームが大きく変わることを期待するより、毛先がばらついて扱いづらいときの候補としてお伝えしたいです。アシッドウォーター2.5も施術で使いますが、こちらは自宅での使用経験がないため、家庭での体験とは分けて紹介しています。
ドライヤーは、買い替えより先に風の入れ方を
毛先ばかり乾かして、根元が寝たままになっていないでしょうか。ふんわりさせたい場所は指で軽く持ち上げ、根元に風を入れてみてください。仕上げに毛先が散るなら風量を落とす。同じ場所を熱くし続けず、取扱説明書の距離を守って動かしながら乾かします。
KINUJOとzero+は温度や風量を調整できる候補ですが、私はまだ使っていません。今の道具が使いにくいときに、操作や保証を比較するところからでよいと思います。
食事が後回しになっているなら、朝と昼の一つから
忙しくて朝食を抜く、昼はパンや麺だけになる。そんな日が続くなら、食事も振り返ってみてください。一部の栄養素の不足は脱毛の原因になり得ますが、食べ物で加齢による髪の変化が治るという意味ではありません。
BASE BREADは、手間をかけずに食事を用意する候補。プロテインは、食事で不足するたんぱく質を補う候補です。私はザバスを飲んだことがあり、味や粉っぽさの少なさが気に入りました。一方、BASE BREADは未試食なので、味や腹持ちはまだ評価していません。
ケアだけでは、トップの形がつくりにくいこともあります
髪の質感が整っても、長さや生え方によってはトップの形をつくりにくいことがあります。その場合は、カットの長さと量の調整、必要に応じてコテパーマなど、形をつくる方法を考えます。髪の状態によっては、パーマを勧めない判断も必要です。
私の施術では、髪の状態を見ながら前処理や中間処理を組み込みます。以前かかりづらかった方で、処理を含む施術後にかかりがよくなったと感じることもあります。ただ、髪が生物学的に若返ったり、加齢の変化が治ったりしたと判断できるわけではありません。
朝のひと手間を減らすために、今の困りごとから
新しい商品をそろえること自体が目的ではありません。朝の鏡の前で「今日はこれで出かけよう」と思える仕上がりに近づけるために、自分が困っているところへ合う方法を選ぶ。そのための候補を、この記事と関連記事でお伝えしています。
まずは、トップか毛先か、一つ決めてみてください。商品で整えられる部分と、カットや乾かし方で整える部分を分けると、無理に買い足さずに考えられます。
髪のハリ・コシと商品選びでよくある疑問
シャンプーを替えれば髪が太くなりますか?
紹介しているのは今ある髪の洗い上がりや手触りの選択肢です。毛量や毛径の変化を治療する製品としては紹介していません。
シャンプー、ミスト、ドライヤーを全部そろえるべき?
まず困っている場所を一つ決め、今のケアや乾かし方から見直します。新しく選ぶ場合も、必要な役割に合う一つからで大丈夫です。
自分の髪に合う方法を、一緒に考えましょう
「薄毛の相談というほどではないけれど、昔より髪が決まらない」。そのままの言葉で大丈夫です。銀座で髪の状態を見ながら、いつものセットと、これからどう見せたいかを伺います。商品選びもカットも、今の生活で続けやすい方法を一緒に考えましょう。




